ブログを始める費用はいくら?無料ブログとWordPressの初年度・更新費用を比較

ブログを始める費用を、無料ブログ・WordPressと無料テーマ・必要に応じた有料テーマの3つで考える図

ブログを始めたいけれど、最初にいくら払えばいいのか。月額料金だけを見ると安く感じても、契約画面では数か月分をまとめて払うことがあります。

まず書いてみたいなら、無料ブログからで大丈夫です。独自のWordPressブログを選ぶ場合も、有料テーマや有料AIまで最初にそろえる必要はありません。

この記事では、無料ブログとWordPressの費用を、開始時に用意するお金と、次の12か月にかかるお金に分けて比較します。私のブログではXserverとSWELLを使っていますが、下の金額は私の請求額ではなく、2026年10月25日時点の公式料金による計算例です。

目次

結論:無料でも始められる。有料なら支払総額を先に見る

ブログの予算は、「月にいくらまで」だけでなく「今日いくら払って、次はいつ払うか」まで決めておくと判断しやすくなります。サーバー代、テーマ代、有料ツール代は、すべて同じタイミングで必要になるわけではありません。

  • 書く習慣が続くか試したい:はてなブログなどの無料版から始める
  • 独自WordPressを使いたい:サーバーを契約し、無料テーマで始める
  • 使いたい編集機能がある:必要性を確かめてから有料テーマを追加する

最初の段階で、収益が出ることを前提に予算を組む必要はありません。広告収入や費用回収を見込まず、払っても生活に無理のない範囲を先に決めましょう。

無料ブログ・無料テーマ・SWELL追加の3択を比較

条件をそろえるため、WordPress側はXserverのスタンダードを新規で12か月契約し、対象ドメイン1つの無料特典を利用する例にします。すでに使える端末と通信環境があり、有料オプションは追加しない前提です。

選び方初回12か月分次の12か月
はてなブログ無料版0円0円
Xserver+無料Cocoon13,200円13,200円
Xserver+SWELL30,800円13,200円
すべて税込。WordPress側は通常料金で計算した一例です。

表の前提:Xserverは12か月分の一括前払いで、毎月1,100円ずつ払う意味ではありません。更新欄は現行の通常料金が変わらず、再度12か月更新し、ドメイン無料特典の条件も続くと仮定しています。はてなは無料版を継続する場合です。端末代・通信費・有料追加サービスは含めていません。

計算は、サーバー代が1,100円×12か月=13,200円。SWELLを新たに買う場合は17,600円を足して30,800円です。キャンペーンや契約期間によって初回の請求額は変わるため、この表を申込画面の確定額として使わないでください。

料金の根拠は、Xserverの公式料金表とSWELLの公式販売ページです。Xserverを最安として選んだ比較ではなく、このブログでも使っているサービスを例にしています。

「無料」が指すものは、それぞれ違う

はてなブログ無料版は、自分でレンタルサーバーを契約せずに書き始められるサービスです。一方、WordPress.orgのソフトが無料でも、今回の構成ではサーバー代がかかります。WordPress.comの料金プランとの比較ではありません。

CocoonはWordPress用の無料テーマです。見た目や編集機能を受け持つテーマの代金が0円ということで、サーバー代まで無料になるわけではありません。この違いを押さえるだけで、「全部無料だと思っていた」という行き違いを減らせます。

10日間無料お試しとクイックスタートは、支払いのタイミングが違う

「まずWordPressの操作を試したい」場合は、申し込み方法にも注意が必要です。前の料金表と同じXServerレンタルサーバーでは、WordPressクイックスタートを利用して申し込むと、10日間の無料お試しはなく、申し込みと同時にサーバー料金の支払いが発生します。無料お試しの案内から申し込み画面を開いても、途中で選ぶ方法を確かめてください。

確認すること10日間の無料お試しWordPressクイックスタート
申し込み時の選択クイックスタートにチェックを付けないクイックスタートを利用して申し込む
申し込み時の支払い支払い情報の入力なしで試用を開始サーバー料金の支払いが発生
向いている目的契約前に管理画面や記事編集を試したい有料で始めると決め、ドメイン取得やWordPress設置をまとめて進めたい
2026年11月5日確認。「向いている目的」は申し込み方を選ぶための整理です。

支払いと試用条件の出典:XServer公式「お試し期間での申し込み方法」、XServer公式「WordPressクイックスタート」。

無料お試しでは、初期ドメイン(サーバーID.xsrv.jp)にWordPressを設置して操作を確かめられます。まず記事を1本下書きし、画像の挿入とスマホ表示のプレビューを試すと、自分で続けられそうか判断しやすくなります。設定は初期ドメインでWordPressを試す公式手順を参照してください。

無料お試しは、無料ブログのように0円で使い続けるプランではありません。有料で継続する前に、試用の終了日、契約期間、支払総額を確認しましょう。すぐに開設したい場合も、クイックスタートを「まず無料で試す方法」と思って申し込まないことが大切です。

「月額1,100円」でも、12か月分13,200円を先に払う

月額表示は、契約期間ごとの料金を1か月あたりに直した金額です。今回の12か月契約なら、通常料金では13,200円をまとめて用意します。毎月の家計から1,100円ずつ引き落とされる契約として考えないようにしましょう。

また、Xserverの「初期費用0円」は、初期設定費用が0円という意味です。サーバー利用料の前払いまで0円になるわけではありません。テーマ代と合わせて、実際に決済する合計額を見ます。

長期契約で月換算が安くなっても、最初に出ていくお金は別の話です。まだ続けられるか分からない段階なら、最安の月額表示だけで36か月などの長期契約を選ばず、契約期間・前払総額・更新額を並べて確認してください。

申込前のメモは、「契約期間」「初回に払う総額」「次回の更新額と時期」の3つで十分です。有料テーマを後から買うなら、その代金は追加予算に分けておきます。

2年目は何に払う?テーマ代と維持費を分ける

SWELLは17,600円の買い切りなので、同じテーマを使い続ける前提なら、毎年17,600円を払い直す計算にはなりません。ただし、サーバーは継続して使う費用が必要です。上の例では、無料CocoonでもSWELLでも、次の12か月はサーバー代13,200円を見込みます。

この金額は将来の料金を保証するものではありません。更新時の価格や契約期間、有料サービスの追加によって変わります。初回割引があっても、更新時まで同じ安さが続くとは限らない点も確認しましょう。

ドメイン0円には、契約と自動更新の条件がある

今回の表でドメイン代を0円としたのは、Xserverの無料特典を利用するためです。スタンダードの新規契約では、12か月以上の契約料金の支払いと、自動更新設定の有効化が条件です。新規12か月なら対象ドメイン1つ、24か月以上なら2つが無料になります。

無料提供はサーバー契約が有効な間の特典で、条件なしに一生無料という意味ではありません。対象外のドメインや特典を使わない契約では、取得・更新費用を別に予算へ入れます。すべての拡張子が対象ではありません。

特典で取得したドメインを他社に移管する場合は、1年分の更新料金相当の解除手数料も必要です。対象と申請条件は、独自ドメイン永久無料特典の公式案内で確認できます。

やめる場合の返金と、自動更新の停止期限も確認

Xserverでは、支払済みの利用料は途中解約しても返金されず、契約期限までは利用できます。「数か月でやめれば残りが戻る」とは考えずに契約期間を決めましょう。解約・返金の公式FAQで確認できます。

自動更新は利用期限月の20日から末日に順次処理され、更新しない場合は当月19日までの停止が必要です。無料ドメインのために有効化する設定なので、やめるときの対応も一緒に覚えておきます。実際の期限や設定状態は、契約画面と自動更新の公式案内を確認してください。

まず無料で試してよい人、独自WordPressを選ぶ人

書きたいテーマがまだ曖昧な人、定期的に書く時間を取れるか分からない人、今は支出を増やしたくない人なら、無料ブログは十分な選択肢です。先に何本か書いてみると、続けたい内容や必要な機能が見えてきます。

ただし、無料ブログと自前のWordPressは同じ条件ではありません。はてなでは独自ドメインの利用や、はてな側の広告を非表示にする機能などは有料のPro側です。必要なことが無料版でできるか、無料版とProの違いを確かめましょう。

また、「無料ブログでは収益化できない」と一括りにはできません。はてなは個人営利利用を条件付きで認めていますが、サービス側のルールに加え、利用する広告の条件も確認が必要です。収益化を考えるときは、個人営利利用の公式ガイドラインを先に読みます。

独自ドメインで自分のサイトを運営したい、テーマや機能を自分で選びたいという目的があり、収益が出なくても維持費を払えるなら、独自WordPressを検討できます。その分、更新やバックアップなどの管理も必要です。「有料だから稼げる」ではなく、欲しい自由度と管理の手間で選びます。

SWELL・有料AIは、必要な作業が分かってから

SWELLを使っている私のサイトでも、これから始める人全員に、最初から同じ構成が必要とは考えていません。無料テーマで必要なことができるなら、そのまま書き始めて構いません。

有料テーマを検討するのは、編集で困っていることや使いたい機能が具体的になってからでも遅くありません。購入判断は、SWELLはブログ初心者に必要?購入前に考えたいことで別にまとめています。リンク先には広告を含みます。

なお、SWELLはデジタル商品送付後のキャンセル・返品・返金に対応していません。勢いで買う前に、公式利用規約も確認してください。

有料AI、有料プラグイン、画像や分析の有料サービスも、ブログを始めるための必須費用には入れていません。まず使える範囲で作業し、利用頻度や不足する機能が分かってから追加すると、使わない月額契約を抱えにくくなります。

まとめ:回収を期待する前に、無理なく払える額を決める

今回の条件なら、無料ブログは0円、Xserver+無料Cocoonは初回13,200円、SWELLも新たに買うなら30,800円が通常料金の目安です。WordPress側は次の12か月にもサーバー代がかかり、ドメイン無料には条件があります。

続くか分からなければ無料から。WordPressを選ぶ場合も、テーマやAIへの課金は必要になってから。申込前には公式料金と契約画面で総額を確認し、収益がなくても払える予算に収めましょう。

予算を決めてWordPressを開設したら、次は何を書くか、どの順番で整えるかです。開設後の進め方は、ブログを始めたあとにやることで確認できます。

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