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結論:子育て世帯が毎月貯金する金額に、全員共通の正解はありません。
家計の収支と、いつ・何に使うお金なのかを整理して、無理なく続けられる金額を決めましょう。
「周りは毎月いくら貯めているんだろう」「教育費のためにいくら必要なんだろう」と気になる方もいると思います。
この記事では、公的な教育費データを参考にしながら、毎月の貯金額を決める方法を紹介します。
この記事のポイント
・子育て世帯の貯金額に一律の正解はない
・教育費は子どもの年齢や進路によって変わる
・目標額と期限から毎月の金額を逆算できる
子育て世帯は毎月いくら貯金すればいい?
毎月の貯金額は、収入や住居費、子どもの人数や年齢、進学先の希望によって変わります。
そのため、「子育て世帯なら毎月〇万円」と一律に決めるのは難しいです。
まずは、貯めたい目標額と使う時期を決めてみましょう。
計算方法はシンプルです。
目標額 ÷ 貯める月数 = 毎月の貯金額
たとえば、10年後までに教育費として100万円を準備したい場合、毎月約8,400円を積み立てる計算です。200万円を目標にするなら、毎月約16,700円が目安になります。
| 目標額 | 貯める期間 | 毎月の積立額の目安 |
|---|---|---|
| 100万円 | 10年間 | 約8,400円 |
| 200万円 | 10年間 | 約16,700円 |
| 100万円 | 5年間 | 約16,700円 |
| 200万円 | 5年間 | 約33,400円 |
これは目標額から単純に逆算した例です。利息や投資による運用益、ボーナスからの積立は含めていません。必ずこの金額を貯めるべきという意味ではなく、家計に合う目標を考えるための目安です。
子どもの教育費は進路によって変わる

文部科学省の「令和5年度子供の学習費調査」では、幼稚園から高校までの学習費総額に、公立・私立で差がありました。
| 学校種 | 公立の年額 | 私立の年額 |
|---|---|---|
| 幼稚園 | 約18.5万円 | 約34.7万円 |
| 小学校 | 約36.7万円 | 約174.2万円 |
| 中学校 | 約54.2万円 | 約156.0万円 |
| 高校(全日制) | 約59.7万円 | 約117.9万円 |
上記は子ども1人あたりの年間平均額です。学校にかかる費用だけでなく、学校外の活動費なども含まれています。大学など高校卒業後にかかる費用は、この表には含まれていません。
このように、子どもの進路や家庭の選択によって必要なお金は変わります。平均額をそのまま自分の家庭の目標にするのではなく、希望する進路や家計に合わせて考えることが大切です。
毎月の貯金額を決める3つのステップ
1. 毎月の収支を確認する
まずは、手取り収入と毎月の支出を確認します。
家賃や住宅ローン、食費、光熱費、通信費、保育料など、毎月出ていくお金を書き出してみましょう。
毎月いくら残るのかが分かると、無理なく貯金に回せる金額を考えやすくなります。
2. お金を使う目的と時期を分ける
貯金の目的を、近いうちに使うお金と将来に備えるお金に分けて考えます。
- 急な出費や収入減に備えるお金
- 入学や進級など、時期が分かっている支出に備えるお金
- 子どもの将来に向けて準備するお金
目的ごとに分けておくと、貯めたお金を何に使うのかが明確になります。
3. 続けられる金額を先取りする
毎月の目標が決まったら、給料日に貯蓄用口座へ移すなど、先に取り分ける仕組みを作ります。
金融庁も、収入と支出を把握して収支を黒字にし、給料日に一定額を貯蓄用口座へ移す方法を紹介しています。
生活費を使ったあとに残った分だけ貯める方法では、月によって貯金額が変わりやすくなります。まずは家計に負担のない金額から始め、収入や支出が変わったときに見直しましょう。
出典:金融庁「資産形成の基本」
毎月の貯金が難しいときは、家計の赤字を確認する
生活費で手取り収入を使い切ってしまう場合、無理に高い貯金目標を立てる必要はありません。
まずは、家計が赤字になっていないか、毎月の支出の中に見直せるものがないかを確認しましょう。貯金額を決めるのは、家計の収支を把握してからでも遅くありません。
生活がギリギリで貯金できないと悩んでいる方は、生活ギリギリで貯金できない30代へ|見直したい5つの習慣も参考にしてください。

貯金と投資は目的に合わせて考える
子どものためのお金をすべて投資に回す必要はありません。使う時期が近いお金や、必要なときに減っていると困るお金は、預貯金を中心に準備する方法があります。
一方、使うまでに時間があり、値下がりする可能性を受け入れられるお金は、投資を検討する選択肢もあります。投資には元本割れの可能性があるため、貯金と投資を目的に応じて使い分けましょう。
私は本業、副業、節約、投資を通じて、資産2,000万円以上を築いてきました。子育て世帯としての実体験ではありませんが、貯める金額を他の家庭と比べるより、目標と期限を決めて続けられる形にすることが大切だと考えています。
まとめ
子育て世帯が毎月貯金する金額に、全員共通の正解はありません。
家計の収支を確認し、何のために、いつまでに、いくら必要なのかを考えて、目標額から毎月の金額を逆算してみましょう。
家計に余裕がない場合は、無理な金額を設定するより、まずは収支を把握することから始めてください。
貯金の目標を作りたい方は、貯金100万円へのロードマップもあわせてご覧ください。


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