※本記事には広告・PRが含まれる場合があります。
結論:生活ギリギリで貯金できないときは、無理に貯金額を決めず、まず毎月の収支を確認しましょう。赤字なら赤字を止めることが先です。黒字なのにお金が残らない場合は、支出を見直し、余裕ができた分から少額の貯金を始めます。
この記事では、手取り20万円の家計例と、生活が苦しいときに見直す順番を紹介します。
この記事のポイント
・貯金できない原因が赤字なのか、支出の把握不足なのか分かる
・生活を削りすぎずに家計を立て直す手順が分かる
・節約だけで難しい場合の収入の増やし方が分かる
「給料日前にはほとんどお金が残っていない」
「節約しているつもりなのに、貯金できない」
そんな状態が続くと、自分の使い方が悪いと思ってしまうかもしれません。
ただ、生活がギリギリになる理由は、無駄遣いだけとは限りません。家賃や光熱費など必要な支出が収入に対して大きければ、節約を頑張っても貯金が難しいことがあります。
まず家計が赤字なのか、黒字なのに残らないのかを確かめましょう。状況によって、やるべきことは変わります。
生活ギリギリで貯金できない原因を確認する
貯金できない原因は、大きく分けて次の3つです。
| 家計の状態 | よくある原因 |
|---|---|
| 毎月赤字 | 家賃や食費など、必要な支出が収入を上回っている |
| 収支は黒字なのに残らない | 使った金額を把握できず、細かい支出が積み重なっている |
| 予定外の出費で貯金を崩す | 税金、車検、家電の故障などの特別費を準備できていない |
赤字家計の場合、先取り貯金を無理に始めると、カード払いや借入に頼ることになるおそれがあります。まずは赤字を止めることを優先してください。
支出のクセを見直したい方は、お金が貯まらない人が見直したい習慣も参考にしてください。

家計の状態別に、最初にやること
| 今の状態 | 最初にやること |
|---|---|
| 毎月赤字 | 直近1か月の収支を確認し、金額の大きい固定費を見直す |
| 黒字だが月末に残らない | 食費や自由費に週ごとの予算を決める |
| 少し余るが貯金できない | 無理のない金額を別口座へ移す |
| 借入やリボ払いがある | 金利と返済額を確認し、返済計画を立てる |
いきなり毎月3万円、5万円と貯金する必要はありません。まず、今の家計に合った一歩から始めましょう。
生活ギリギリの家計を立て直す5つの手順
1. 直近1か月の支出を確認する
銀行口座、クレジットカード、電子マネー、現金の支出を確認します。家計簿を1円単位でつけなくても構いません。
まずは、次の項目ごとに大まかな金額を書き出します。
- 家賃・住宅費
- 食費
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険料
- 交通費
- 日用品・医療費
- カードやローンの返済
- 交際費・自由費
収入から支出を引いて、毎月の家計が赤字か黒字かを確認してください。
2. 金額の大きい固定費から見直す
固定費は、見直すと翌月以降も効果が続きます。スマホ料金、保険、サブスク、住居費などを確認しましょう。
ただし、保険を内容を確かめずに解約したり、必要な食事や医療費を削ったりするのは避けてください。生活に必要なものまで削ると、家計改善が続かなくなることがあります。
まずは、使っていないサブスクや不要なオプションなど、生活への影響が小さいものから確認します。
3. 食費や自由費は週ごとに分ける
食費や自由費を月単位で管理すると、月の前半に使いすぎてしまうことがあります。
1か月は必ずしも4週間ではありません。4週間分だけで月予算を使い切ると、29〜31日目の食費が足りなくなります。家計の集計期間を決め、その日数で予算を分けましょう。
例えば31日間の食費予算を31,000円とする架空例なら、1日あたり1,000円です。7日分を7,000円ずつ4回分け、残る3日分の3,000円も先に確保します。毎日同額を使う指示ではなく、まとめ買いを含む配分の目安です。給料日から次の給料日前日までで管理する場合も、実際の日数で計算してください。
「コンビニを一切使わない」「趣味を全部やめる」と決めるより、使ってよい金額を決める方が続けやすくなります。
4. 税金や車検などの特別費を分けておく
毎月ではない支出も、家計を苦しくする原因になります。車検、税金、冠婚葬祭、家電の買い替えなど、今後発生しそうな費用を確認しましょう。
年間で必要な金額を12か月で割り、毎月少しずつ別に取り分けておくと、急な出費として貯金を崩す回数を減らせます。
ただし、積み立てを始めてから最初の支払いまでに1年ない場合は、年額を12で割るだけでは間に合わないことがあります。すでに用意した金額と残りの給料日を使って、初回の支払日までに必要な積立額も確認しておきましょう。
5. 家計が黒字になってから少額の貯金を始める
支出を見直して黒字になったら、給料日に無理のない金額を別口座へ移します。
最初は月5,000円でも構いません。数か月続けても生活に影響がなければ、1万円へ増やすことを検討します。
赤字のまま先取り貯金をして、あとから取り崩す状態になっているなら、金額を下げて家計を整える方を優先してください。
手取り20万円の家計例
以下は、一人暮らしを想定した家計の一例です。家賃や地域、家族構成によって必要な金額は変わるため、そのまま当てはめる必要はありません。
| 項目 | 月額例 |
|---|---|
| 家賃 | 65,000円 |
| 食費 | 35,000円 |
| 水道光熱費 | 12,000円 |
| 通信費 | 8,000円 |
| 日用品・医療費 | 10,000円 |
| 交通・交際費 | 20,000円 |
| 自由費 | 20,000円 |
| 特別費の積立 | 20,000円 |
| 貯金 | 10,000円 |
| 合計 | 200,000円 |
家族で暮らしている場合は、世帯全体の収入と支出で考えます。家族構成や住居費が違えば、貯金額も変わります。
節約だけで難しいときは、収入を増やす方法も考える
必要な支出を見直しても余裕がない場合は、節約だけで解決しようとしないことも大切です。
私の場合は、本業と並行してコンビニの夜勤をし、月3万〜5万円ほどの副収入を得ました。その結果、6か月で20万円を貯めることができました。
ただし、副業には時間と体力が必要です。家族との時間や健康に無理が出るなら、働く時間を増やす以外の方法も検討してください。
不用品販売やアルバイトなど、収入を得るまでの見通しが立ちやすい方法もあります。副業ごとの特徴は
30代会社員が挑戦した副業5選で紹介しています。

生活費そのものが足りないときは、相談窓口を利用する
収入だけでは家賃や食費などの生活費をまかなえない場合、節約や貯金だけで解決できるとは限りません。
厚生労働省の「生活困窮者自立支援制度」では、地域の相談窓口で、仕事・住まい・家計などの困りごとに応じた支援を案内しています。利用できる支援は状況によって異なるため、まずはお住まいの自治体の窓口で確認してください。mhlw.go.jp
生活ギリギリのときに避けたいこと
- 赤字のまま無理な先取り貯金を続ける
- 食事や医療など必要な支出を削る
- 生活費を補うために安易に借入を増やす
- 貯金がない状態で、生活費を投資に回す
- すぐ稼げるという高額な副業教材に申し込む
まずは今の収支を把握し、生活を維持するために必要なお金を確保しましょう。
よくある質問
手取り20万円で毎月いくら貯金すればよいですか?
家賃や家族構成によって異なります。家計が黒字なら、まず月5,000円や1万円など無理のない金額から始めます。赤字なら、貯金額を決める前に赤字の原因を確認してください。
生活ギリギリで貯金できない場合、何から始めればよいですか?
銀行口座とカードの明細を見て、直近1か月の収入と支出を書き出すところから始めましょう。赤字か黒字かが分かると、固定費を見直すのか、使い方を管理するのか判断しやすくなります。
貯金ができていなくても投資を始めてよいですか?
生活費や近いうちに使うお金まで投資に回すのは避けましょう。投資には元本割れの可能性があります。まず必要な現金を確保し、余裕資金ができてから検討します。
まとめ|まず赤字を止め、余裕ができたら貯金する
生活ギリギリで貯金できないときは、無理に貯金額を決める前に、家計の状態を確認しましょう。
- 直近1か月の収入と支出を書き出す
- 金額の大きい固定費を確認する
- 食費や自由費に週ごとの予算を作る
- 税金や車検などの特別費を準備する
- 黒字になってから少額の貯金を始める
必要な生活費が収入を上回っている場合は、自治体の相談窓口を利用する方法もあります。
まず今日、銀行口座とカード明細を開いて、直近1か月の収支を確認してみてください。貯金は、家計を無理なく維持できる状態を作ってから始められます。
貯金100万円までの具体的な計画は、貯金100万円を最速で達成するロードマップで解説しています。


コメント